三線軌条(さんせんきじょう)とは、通常1対2本の軌条(レール)を規定の間隔で敷設した線路上を車両が走行する鉄道において、その軌条の間隔(軌間)の異なる鉄道用の車両を同一区間に運転する為に、片側の軌条を共通として残り2本の軌条をそれぞれの軌間に応じて敷設したもののこと。三線軌道あるいは2階建て軌道ともいう。英語ではDual gauge(デュアルゲージ)と呼ぶ。
欠点として、各々の線路中心が異なり、建築限界もそれにあわせて変位するため、特にプラットフォームの設置位置に注意が必要な点(車両により乗降口とホーム縁端との距離が異なってしまう)や、分岐器(ポイント)の構造が複雑になる点、降雪地帯などでは並列する軌条の間に雪が詰まる、レールの摩耗が不均衡になる、レールの取得や保守のコストが上がるなどの問題がある。
線路中心を合わせるために、軌条を共通とせずに4本敷設する四線軌条(しせんきじょう)とする場合もある。四線軌条は、軌間の差が小さすぎるため3本のレールの併設が困難なケースや、3種の軌間に対応するケース(Triple gauge=3階建て軌道)においても用いられる。
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