古典力学
歴史【分野】
静力学 ・ 動力学 / 物理学における動力学 ・ 運動学 ・ 応用力学 ・ 天体力学 ・ 連続体力学 ・ 統計力学
【定式化】
【基本概念】
空間 ・ 時間 ・ 速度 ・ 速さ ・ 質量 ・ 加速度 ・ 重力 ・ 力 ・ 力積 ・ トルク / モーメント / 偶力 ・ 運動量 ・ 角運動量 ・ 慣性 ・ 慣性モーメント ・ 準拠枠 ・ エネルギー ・ 運動エネルギー ・ 位置エネルギー ・ 力学的仕事 ・ 仮想仕事 ・ ダランベールの原理
【主要項目】
剛体 ・ 剛体の力学 ・ 運動 ・ ニュートン力学 ・ 万有引力 ・ 運動方程式 ・ 慣性系 ・ 非慣性系 ・ 回転座標系 ・ 慣性力 ・ 平面粒子運動力学 ・ 変位 ・ 相対速度 ・ 摩擦 ・ 単振動 ・ 調和振動子 ・ 短周期振動 ・ 減衰 ・ 減衰比 ・ 自転 ・ 回転運動 ・ 等速円運動 ・ 非等速円運動 ・ 向心力 ・ 遠心力 ・ 遠心力 (回転座標系) ・ 反応遠心力 ・ コリオリの力 ・ 振り子 ・ 回転速度 ・ 角加速度 ・ 角速度 ・ 角周波数 ・ 偏位角度
【科学者】
アイザック・ニュートン ・ エレミア・ホロックス ・ レオンハルト・オイラー ・ ジャン・ル・ロン・ダランベール ・ アレクシス・クレロー ・ ジョゼフ=ルイ・ラグランジュ ・ ピエール=シモン・ラプラス ・ ウィリアム・ローワン・ハミルトン ・ シメオン・ドニ・ポアソン
変位 displacement
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【量記号】
x,
d
【
次元】
L
【種類】
ベクトル
【
SI単位】
メートル (m)
【
CGS単位】
センチメートル (cm)
【
FPS単位】
フィート (ft)
【
プランク単位】
プランク長 (
lP)
【
原子単位】
ボーア半径 (
a0)
変位(へんい、英語: displacement)とは、元の位置からのずれのこと。変位の対象は、古典力学での質点の位置の「ずれ」であったり、結晶(固体、或いは結晶表面やそれに吸着した原子、分子など)での原子の「ずれ」(原子変位)であったりする。表記は、変位の大きさに着目する x, d のような場合や、微少という点に注目する Δr という場合がある。物理量としての変位はベクトルで使うことが多く、変位ベクトルと呼ばれる。
物体の位置を表現するには座標を使う方法もある。どこかに基準点を定めるということでは変位もあまり違わないが、局所的な現象をあらわすときには基準位置とそこからの変位で記述したほうが簡単になることもある。変位と座標は次の式で変換できる。
ここで x は変位、rとr0 は物体と基準点の座標(位置ベクトル)である。
例えばばねにつないだ物体の振動運動では、物体の位置はばねの自然長の位置を基準として変位であらわすのが便利だ。このとき物体の位置エネルギーは、次のような簡単な式で表せる。
ここで x は変位、k はばね係数で、位置エネルギーの基準点は自然長の状態とした。ばねがどんな方向を向いていても、また重力がかかっているときでもこの式は変更する必要がない。物体にかかる重力は基準位置(とエネルギーの基準点)を動かすだけだからだ。このように振動運動では変位を含む部分が本質的といえる