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放送問題用語とは?
オナニーなどの性に関する言葉(性表現など)
- 根拠例として、民放連放送基準11章には「性に関する事柄は視聴者に困惑・嫌悪の感じを抱かせないように注意する」「全裸は原則として取り扱わない。肉体の一部を表現するときは、下品・卑猥の感をあたえないように特に注意する」とあり、これに該当するもしくはその恐れのあるものは、ほぼ全面的に禁止となっている。問題の性質上、抽象的な根拠にならざるを得ず、男女ともに多くの対象となる言葉がある。
- 「性」はごく自然なものであり、これをいたずらに歪めて表現することに問題の本姿が存在する。性交渉、自慰行為といった言葉を用いる必要がある場合、最も「放送人の良識」により判断すべきものであるという解釈がなされている。すなわち具体的には「自分の家族、子供といっしょに視聴できるものであるかどうか」ということが判断基準としてよく語られ、同じ言葉でもケース・バイ・ケースで判断される。
- 代表的な「セックス」はかつて厳しく規制されていた言葉であるが、バブル期以降はそのまま放送されることが常態化した(『東京ラブストーリー』のセリフなど。ただし、このセリフのインパクトは大きかったと言われる)。常態化したのは、明石家さんまが、『H(えっち)』という言葉に言い換えたことによるところが大きい。これは日本の放送において、「一大発明」であった。
- 「セックス」は日本では「性交渉」の意味として一般にとらえられるということから厳しく制限されていたのであるが、性交渉はこの言葉の持つ意味のひとつにしか過ぎないことは周知の事実である。この言葉を厳しく制限することは、より強く原意を曲げることにもなりかねない。しかし当時の世論感情はまだ必ずしもこれを受け入れられる状況にあるとは言えず、「性交」などとんでもない、やや緩い「性行為」ですら反発があり、古語を用いる、あるいは「男女の関係」「夫婦生活」「赤ちゃんができること」といった言い回しで回避せざるを得ないのが実態であった。しかしこれらはやはり「隠語」であり、少しでも用い方を誤ると、直ちに下品、卑猥な感じとなることから、各放送局で議論は絶えず、結論の出せない状況にあった。この突破口として考え出されたのが、世間一般で本来、「変態」の隠語であり、明るくややいたずらな「スケベ」に加え、適度な羞恥心を持つ性交渉のニュアンスを持つものに転じ、本来の意味として用いられなくなっていた「えっち」を、思い切って放送に用いることであった。
- これを機に「セックス」は本来の広い意味を持つ言葉として、慎重に用いられるようになっていった。ただ現在でも日本では性交渉に限局した用いられ方が多いことから、この言葉を用いる表現内容全体に下品・卑猥の感をあたえないように配慮がなされている。なお。2008年(平成20年)以降も、NHKでの扱いは民放よりやや厳しい傾向にあるが、性教育や性関連の相談、芸術などの番組では、むしろ民放よりも大胆に用いられるようになり、民放ではおよそ敬遠される午前中の情報番組などでも大胆に取り上げられるようになった。こういった傾向に対して2011年(平成23年)、放送総局長の「行き過ぎた」の謝罪に至り、ストップがかかることにはなったが、一方で午前中の情報番組でも性の悩みを正面から取り上げるNHKらしい内容という意見が多く、寄せられた視聴者の意見の95%は好評価ということもあり、日刊ゲンダイなどは「ちょっと残念」との評価もしている。これはやはり、NHK自身が長年の独自研究により「放送用語、放送表現」を定義し、適宜、大衆の判断を仰いでそれを加除するものとしたことが大きい。
- 一般的によく知られているものとしては性器の俗称があるが、例えば男性器の俗称である、「キンタマ」(金玉=睾丸)などは、慎重に用いる言葉もしくは注意を要する言葉となっており、放送時間帯などによって扱いが異なる。かつては青少年が視聴することの多いゴールデンタイムでほぼ全面的に規制されていたが、1990年代以降は特に規制されることはなくなってきている。ただし女性器と同様に男性器そのものの映像などは、ほぼ全面的に禁止されている(ジャッカスの劇場版が放送できないのはこのため)。
- NHKと民放では、扱いに若干の差がある。2007年(平成19年)12月31日に放送された第58回NHK紅白歌合戦では、紅組司会・中居正広と白組司会の笑福亭鶴瓶がショートコントをしていた冒頭場面において、笑福亭鶴瓶がSMAPが歌う曲の「弾丸ファイター」を「睾丸ファイター」と言い放った例もある。ビートたけしはラジオ番組「ビートたけしのオールナイトニッポン」中では規制を避けるために、ひっくり返した「タマキン」などをよく用いた。
- 一方、女性器の俗称である「まんこ」は、現在でもほぼ全面的に禁止となっている。しかしながら、一方で「ちんこ」のほうは規制がなく、ジェンダーの面から差別的との意見が多い。言うまでもないが、「10000個 = いちまんこ 」のような場合、すなわち女性器を意味しない場合は放送禁止用語として扱われない(これを逆手に取って、「まんこ」をふざけて意図的に強調する出演者もいる)。同様のケースとして、鶴瓶上岡パペポTVにおいても本番中、上岡龍太郎が「(『目こぼし』に接頭語『お』を付けた)お目こぼしはどうなんや?」と発言したことがあったが、この場合も女性器を意味しない言葉のため、そのまま放送された。共演の笑福亭鶴瓶もそれを聞いて、椅子に座りつつ股を開きながら「お目こぼし(おめこ干し)!」と明らかに女性器を意図しつつ声高に叫んだが、これもそのまま放送された。
- かつて、プロ野球の助っ人外国人選手として大毎オリオンズに在籍したフランク・マンコビッチ選手が、登録時にフランク・マニーという登録名に変更させられた、あるいは沖縄県の「糸満港」を「いとまんぎょこう(糸満漁港)」と言いかえた例もある。これらは名前・固有名称であり、変更することによりそのいきさつを知る視聴者に、むしろ下品・卑わいの感を連想させる、さらに人名であれば、人権の尊重規定に抵触する恐れすらあることから、2008年以降はそのまま放送することが多くなった。ただ、全く同じ音である沖縄本島にある漫湖などについては、前後関係でこの言葉のみが突出、視聴者、聴取者を驚かせる恐れがある場合には、前後に適切な表現を入れる、あるいはイントネーションを変えたりテロップで表記することで対処することがある。また、マンキヴィッツなどにする場合もある。
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九州地方の方言である「ぼぼ」については、猿の赤ちゃんを意味する飛騨地方の観光客のお土産のひとつ「さるぼぼ」もあるということから、良識の範囲として放送されることも多い。
- 上述の通り、~万個や~万戸は数量の表現であり、問題はない。同様にロシアのヤキマンコ通り、スイスのレマン湖、日本の沖縄県にある漫湖なども問題はない。
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あのねのねの『つくばねの歌』のサビはレコード版では暈しつつもチンコという歌詞があるため放送禁止の歌と言われた。
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つボイノリオの『インカ帝国の成立』は、インカ帝国創設者とされる伝説の英雄マンコ・カパックの功績を讃えた歌であるが、ラジオ放送ではピー音が入れられた。(すでに1970年代には歌詞が存在していたとされるが、2000年代まで未発表だったためいわゆる「放送禁止歌」を逃れた)。なお、限定版シングルでは、この自主規制バージョンが「学校放送向け」バージョンとして収録されている。
- 「北野ファンクラブ」の替え歌コーナー「亀有ブラザーズ」などでは、西城秀樹「YOUNG MAN」の替え歌「コーマン」など、ひっくり返した呼称が用いられた。
- その他「きらきらアフロ」で松嶋尚美が「万古焼」が読めずに「まんこやき」と連呼したなどのケースがある。「まんこ」はともかく、これは「誤った内容の放送」となるため、DVD版では当該発言箇所にピー音が被せられている。
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出典:wikipedia
2012/05/13 02:27
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