血圧 (けつあつ blood pressure)とは、血管内の血液の有する圧力のことである。一般には動脈の血圧のことで、心臓の収縮期と拡張期の血圧をいい、それぞれ収縮期血圧(または最高血圧)、拡張期血圧(または最低血圧)と呼ぶ。単位は永年の慣行からSI単位系のPa(パスカル)ではなく、mmHg(水銀柱ミリメートル)を使用する。計量法の趣旨および計量行政の見地からは、一定期間の猶予措置をとった後のPaへの移行が企図されているが、医療現場からは、医療基準の安定性確保等を理由として猶予措置の(無期限に近い)延長や用途を限定する非SI単位としてmmHgの存続を望む意見が多く出されている。
左心室から大動脈弁を出た直後の大動脈内圧である。 人間での正常範囲は、収縮期血圧で130mmHg未満、拡張期血圧で85mmHg未満とされている。 血圧が上昇した場合、血圧反射機能により、自律神経を介した反射性の制御が行われ、心拍数が減少し、血管が拡張し、血圧は正常な範囲に戻る。 健康人においても、加齢によって正常血圧は上昇する。また、この正常範囲は21世紀初頭のものであり、以前から何回か改定されており、今後も改訂の可能性がある。 正常範囲を超えた血圧が維持されている状態は高血圧症と呼ばれ、生活習慣病のひとつである。また、正常範囲より低い状態は低血圧症と呼ばれる。 低血圧症は、疲れが取れにくい・慢性的に体がだるい重い・耳鳴りがする・動悸や息切れがする・脳貧血で意識を失いやすいなどの症状は出るが、必ずしも早起きが苦手だとは言えない。この事に関しては医学的に根拠がない。
心臓の収縮力低下、アナフィラキシーショックなど血管の異常な拡張、血液の喪失などによって重要臓器への血流が保てないほど血圧が低下した状態はショック(末梢循環不全)と呼ばれる。この場合、中心静脈圧(静脈血圧)の低下も同時にみられる。 他に、医学的に重要な、特殊な血圧として、肺動脈楔入圧が挙げられる。
ヒトの血圧はさまざまな影響を受けて変動する。
血圧は一拍ごとに異なるため、治療方針を決定するためには血圧は4回または5回測定することが好ましい。
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